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歌だから伝わることがある。
​お笑いにしか、できないことがある。
アップダウン二人芝居
​竹森 巧 / 阿部 浩貴

出演・演出・脚本:アップダウン
脚本・劇中歌作曲:まきりか / 演出監修:山下哲也
原案:竹森巧 / ビジュアルデザイン:阿部浩貴
テーマソング:愛しき人たちへ 作詞作曲:竹森巧
愛しき人たちへ 劇中歌アレンジ:waio / 愛しき人たちへ ピアノアレンジ:みのり

僕たちも、もちろん戦争を知らない。

けれど、これは伝えていかなければならないと、強く決意した。

​〜あらすじ〜

お笑いコンビ、アップダウンの竹森と阿部は今日も劇場での本番を終えるが、自分達の笑いに何か釈然としないものを感じていた。そんな時突然竹森が「特攻隊の芝居を作ろう」と言い出す。命をかけて戦った人達のことを笑いになどできない、と反対する阿部だったが、竹森の「一人一人が短い人生を懸命に生きて、そこには笑いも苦しみもあったはず。死にゆく話ではなく、何を考えどう生きたかを描くのは、芸人も同じではないか」という言葉に押され、二人芝居を作ろうと決意する。
 調べるうちにひとつの記録が目に留まる。それは鹿児島の知覧飛行場から昭和20年5月28日に出撃した一機の二人乗り戦闘機、29歳の関根中尉と、17歳の少年飛行兵であった。彼らはいかにして二人で同じ飛行機に乗り込み「その日」を迎えたのか…。二人のお笑い芸人の人生を賭けた挑戦が始まる。

音楽劇『桜の下で君と』アップダウン二人芝居

2020年9月2日12時〜9月9日12時
YouTubeアップダウンchにてリピート配信決定!

【戦争を伝える二人芝居】の支援をお願いします!

新型コロナウイルスの影響で予定していた公演が中止、延期。風化させてはいけない歴史、戦争があったという事実を伝えるため、 無観客配信を自費にて公演しました。この芝居は後世に伝える​ためにご支援をお願いいたします。

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愛しき人たちへ
​テーマソングCD

アップダウン 新作二人芝居『桜の下で君と』のテーマソングです。

¥1,000(税込)
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『今、伝えたい事』
ドキュメンタリーDVD 

舞台映像や、インタビューで語られる「今、伝えたい事。」特典映像つき!

¥5,500(税込)
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いつしか戦争は

「遠い過去の物語」

若者たちが命に代えても守りたかった日本を、 未来に繋いでいきましょう。

戦争で大切な人を失くす事なんて誰も望んでいないのに、 今日も世界のどこかで戦争が起きている。
日本は2600年以上も続く世界で最も古い国とも言われているのに、戦後の教育によって僕たちは 、日本に生まれたことへの誇りを失った 。愛国をうたえば右、戦争反対といえば左、と揶揄される。 本当にそうだろうか。思想なんて関係ない。 自分が生まれた故郷である日本が好きで、戦争なんかで大事な人を失いたくない。 そんな感情を素直に持つことに、いったい何の遠慮がいるだろう。

でも僕たちは学んでこなかった。知らされてこなかったのだ。 敗戦国としての教育を受け、戦争を知らない世代が育ち、日本は経済的な成長を遂げ、 いつしか戦争は「遠い過去の物語」になった。 たった75年前の出来事なのに。 昔話どころか、自分の父母や祖父母が生きた時代なのに。僕たちも、もちろん戦争を知らない。 けれど、これは伝えていかなければならないと、強く決意した。

僕たちはお笑い芸人だ。そして歌も、芝居もやっている。時には絵も描く。 たかがエンターテインメントだと言われるかもしれない。でも 、伝えるってことは 、相手の心に真に届かなければ意味がない。僕たちは今回この戦争というテーマを 「お笑い」と「歌」の二人芝居で届けることにした。若くして自らの命を国のために捧げた特攻隊員が何千人もいたという事実を。 そして、それは特殊な人間ではなく、僕たちと変わらないごく普通の少年青年たちだったことを。難しい本を何冊も読むよりも、何時間も講義を受けるよりも「、面白いから、伝わる」。 それが僕たちの思う、エンターテインメントの役割だ。

そして、この音楽劇「桜の下で君と」を観てくださった皆さん。 今この時代に生きる僕たちの手で、一緒に伝えていきましょう。 あの時代を生きた若者たちが命に代えても守りたかった日本を、 未来に繋いでいきましょう。

僕たちは、自分を観てもらいたくてこの芝居をやるのではなく、志を同じくする人達と一緒に伝えていきたいと思っています。 その手段としてのエンターテインメントを、今ここに発信します。

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​竹森 巧 関根一郎 陸軍中尉

1978年3月21日生。北海道茅部郡森町出身。 札幌月寒高校の同級生、阿部浩貴とお笑いコンビ「アップダウン」を結成。芸人としての活動のほか、ミュージシャンとしても活動している。 本作品のテーマ曲「愛しき人たちへ」も竹森自身の作詞作曲。 シンガーソングライターとしてのキャリアは著しく、2005年4月「ぬか漬けのうた」がNHKみんなのうたに採用。2017年には岩崎宏美氏に楽 曲提供した「絆」がシングル曲に採用され、さらに「揖保乃糸」イメージソングとしても採用された。 2017年5月31日、よしもとアール・アンド・シーより1stソロミニアルバム『あの空よりも、高く。』を発表し、メジャーデビュー。 2018年、先人の方への感謝の想いを込めて楽曲「北海道」を制作。 北海道命名150年を記念し、敢行した『全国心を繋ぐ150本ライブ』は北海道みらい事業にも登録され、全国各地でライブを行った。 2018年12月にサッポロファクトリーホールで行われた150本ライブファイナルは、チケット完売、700名を動員した。
2019年6月Zepp Sapporoでのワンマンライブも成功を納め、現在も精力的に楽曲製作、ライブを行なっている。 

阿部 浩貴  久保 玄七 少年飛行兵

1977年4月20日生。北海道札幌市出身。
札幌月寒高校卒業。高校時代にクラスメイトだった竹森をお笑いに誘いアップダウンを結成。 フジテレビ『とんねるずの皆さんのおかげでした』の『第11回細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』にて「いらっしゃいませがエアロス ミスに聞こえるコンビニの店員」などのモノマネで優勝。
近年は、お笑い芸人のほかに様々な分野に才能を発揮している。 ひとつは、数多くの舞台に役者として出演。演技力と歌唱力が評価され、2018年溝ノ口劇場にて行われたミュージカル俳優バトルイ ベントにおいて、堂々の優勝。 また、イラストレーター&デザイナーの顔も持つ。2005年よりアップダウンとして活動している「野菜戦士ぬかづけマン」のキャラクター デザイン、オリジナルアニメ製作を行う他、多くのアーティストのCDジャケットやビジュアルデザインを担当。相方 竹森のCDやDVD、フ ライヤー、MV監督なども全て製作している。本作「桜の下で君と」も、劇中画、ビジュアルイメージ、デザイン、全てを担当している。 

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初演

溝ノ口公演:溝ノ口劇場にて2019年8月23日24日 3公演
多くの反響があり8月31日に追加公演、全4公演満員御礼となった。

札幌公演:東本願寺札幌別院にて2019年11月4日 2公演
こちらも2公演満員御礼となった。初演で多くの反響があり、戦後75年の2020年、全国各地からから公演依頼がくる。東京、福岡、札幌、清里町(北海道)、網走市(北海道)、佐呂間町(北海道)、鹿児島など全10箇所で公演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で次々と公演中止、延期となる。2020年7月25日、大分県日田市のパトリア日田大ホールにて、観客の人数を制限し、公演が行われた。

アップダウンが戦争体験を聞きました

特攻要員、山﨑健作さん

我々アップダウンは、特攻要員だった山﨑健作さんにお話を聞く機会を頂きました。山﨑さんは昭和18年に陸軍少年飛行兵に志願。その後、訓練を重ね、特攻隊に志願しました。

訓練半ばで特攻隊に志願

訓練に明け暮れていたある日、班長から「お前たちの中で、 特攻に志願する者は手を挙げろ」と言われ、山﨑さんは手を 挙げなかったそうです。それは命が惜しかったわけではなく、 まだ訓練半ば、今の操縦技術では敵艦までもたどり着けない のではないか?という不安からだったと言います。しかし、周りをみて山﨑さんは愕然としました。 「その場にいる全員が手を挙げていたんです。」 山﨑さんは、恐れて手を挙げられないと思われるのではない か、と思い、皆より少し遅れて手を挙げました。 その後も休みもなく訓練していました。そしてついに、 昭和20年2月16日、戦友から告げられました。「山﨑、ついに命令が降ったぞ!」

「心臓を冷たい手で握られた気がした」

その時の心境を山﨑さんはこう語ってくれました。それは『死』への恐怖ではなく、敵艦に命中できる かどうかの不安、日本のために任務を果たせるのか、という緊張からくるものだったそうです。その言葉から、本当に日本を守りたい、という山﨑さんの強い意志を感じました。

しかし、命令は特攻ではありませんでした。配属された部隊 は、海上を専門に飛ぶ陸軍の飛行部隊で、船団護衛と潜水艦 捜索が主な任務となり、特攻に出撃する戦友たちを見送る事 が何度もあったそうです。その時の貴重な映像も残っていた ので見せて頂きました。そこには笑顔で戦友を見送る山﨑さ んが記録されていました(写真)。この時どのような会話をしたのか聞くと、「しばらくぶり にあったんで、『やあ、しばらく!』と笑って声をかけました。今、冷静に考えると、死にゆく連中に笑って話しかけるのはお かしいと思うけど、あの時は、皆笑っていました。だけれども ・・・本当は怖いですよ」と、当時の心境を語ってくれました。それでも笑顔で出撃し、笑顔で見送る。その笑顔の裏には信念、誇り、愛、憤り、様々な感情が交錯 していたのかもしれません。

山﨑さんの話を聞いて、『日本を守りたい』という強い想いを持って、日本の未来のために出撃して いったのだと改めて感じました。この貴重な対談を心に刻み、我々ができるやり方で多くの人に戦争を 伝えていきます。山﨑さん、ありがとうございました。

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